
免許を取ったのは2018年の夏🌻
毎年暑いけどあの時もまたすんごい暑かった☀️💦
教習所なのであの炎天下の中でもノロノロ走るか止まっているかコケているかで、もはやお金を払って刑務所に入ったようなものだった。
倒したバイクが起こせないのが辛くて惨めで一回泣いた。
夏場と冬場は教習所の値段が少し安くなるのでそれを狙って取りに行ったわけだが、
そもそも私は別にバイクが好きだったわけではない。
当時付き合っていた彼がバイク好きで、さらに私の母がもともとバイクに乗っていたので
実家にはドラックスター400が眠っており、母はもうバイクには乗っていないという状況。
彼としては私に免許を取ってもらいたかったわけだ。
費用は彼持ち、バイクも買う必要がないとなると、私としても夏場の教習ということ以外、悪い話ではなかった。
取ったはいいが
免許を取り、早速実家のドラックスター(以後ドラスタ)で闇練。
しかしこれがまた教習車とは仕様が違って怖いのなんの。
ドラスタはアメリカンなので足を前に出して乗るのだが、最初は足の置き場がわからなくてぷちパニック。
そして車体が異常に重い。
車庫から出すのにちょっとした段差に引っかかるともう全く動かせないのだ。
駐車する場所も少しでも傾斜があるところに停めてしまうともう自力では脱出不可能。
車重を調べたら230kgくらいあるみたい。
こんなの倒したら一巻の終わり。
結局怖くて一人で乗ることはできず、ツーリングのお誘いがあった時にだけ乗る感じになった。
おまけに彼とは別れ、余計にバイクに乗らなくなっていったのだ。
ドラスタとの別れ
あれは2020年だったか、コロナで仕事が減り、実家の資金繰りが悪くなっていた時のこと、
無情にもドラスタの車検という魔の手が忍び寄って来た。
母と顔を合わせ、二人して「去年やったよね👀?」と現実を拒む。
2年前の車検からほとんど乗らずにいて、また車検を迎えたのだ。
母と私は話し合った。
車検どうする?
手放すには惜しいバイク。しかし居るだけで家計を圧迫する上にほとんど乗らない。
ドラスタ売って車検のない250のバイクを買うか、、、。それとも生活費の足しにするか、、、。
そしてその日は突然やってきた。
「バイク売ったから」
母からのLINEである。
え!?もう決めちゃったの!?
ショックだったがそもそも母が買ったバイク、どうするかの決定権は当然母にある。
レッドバロンが35万円で引き取るとの事。
35万円かぁ。
決めるの早すぎだろ!と思ったが、今後の生活に不安があったあの頃、35万円に目が眩んだのだろう。
さよならドラスタ。
これでもう私がバイクに乗ることはないだろう。
素敵な出会い
当時派遣で働いていた私。
コロナ禍で派遣滅多切り事件を2度経験し、新たに入った会社で素敵な出会いがあった。
入職してから2日後、課長と係長とで軽く面談(といってもアイスブレイクのほぼ雑談)をしていた時の事
「何か趣味ってあるの?」課長からの質問
私:「う〜んバイクですかねぇ最近乗ってないですけど🤔」と、好きでも趣味でもないが適当に答えた。
すると課長がハッとした顔で私の隣に座っている係長を指差し、
「この人もバイク好きだよ🫵!」
ここから私の人生は少しずつ変わっていく。
入った会社がバイク野郎共の巣窟だった
係長はバイクが好きすぎてゼロの状態からバイクが作れちゃう人だった。
明らかに好きとか趣味の域を超えている人。(ちなみにトップ画像に写り込んでいるぶっとい左腕が係長)
話によるとどうやらこの会社では2輪免許を持っている人が結構いるみたいで度々会社の人達でツーリングに行ったりしているらしい。
いいなーと思いつつも、私は免許があっても肝心のバイクがないので関係のない話
そう思っていた矢先。
推定年齢40〜50歳くらい、茶髪でピアスジャラジャラ付けたチャラいオッサンが事務所に現れた。
両手をポケットに突っ込んで昔の不良みたいな歩き方で係長の元へやって来た。
喋り方も昔の不良そのもの。
「今時こんな人いるんだ・・・見ないようにしよ・・・」
仕事の用事で来たわけではないことは新人の私でもわかった。
そう、目的は私。
チャラオジ:「バイク乗るんですか?ぜひ今度一緒に乗りましょう✋」
係長とはバイクを通じて仲良くなった人らしく、私の話を聞いたそのチャラオジはありがたいことに私をツーリングに誘いに来てくれたのだ。
人は見かけに寄らないとはまさにこの事。
後に知ったのが、そのチャラオジは別部署の係長だった。
係長ぉ!? コレが?
人は見かけに寄らないのである。
バイクが楽しくなってくる🎶
登場人物が二人とも係長なので私の職場の係長を上平さん(仮)チャラいオッサンを赤木さん(仮)とする。
私が入職して2ヶ月後、会社のイベントでソフトボール大会&バーベキューが開かれることになった。
そのイベントにみんなでバイクで行こうという話になり、たまたま同じ地域に住んでいる赤木さんからバイクを貸してもらうことになり、私は約2年ぶりにバイクに跨った。
どんな運命のイタズラか、その時貸してもらったバイクがドラスタ250
久しぶりのバイクなのでイベント前に練習したいと伝えたところ、赤木夫婦が快く練習に付き合ってくれた。(因みに奥さんも旦那と同じハーレー乗りである)
ニーハンってこんなに軽いんだ!!
だいぶクセのあるバイクだったが車体が軽く、取り回しも楽で感動した。
新参者の私を仲間に入れてくれたうえ、バイクまで貸してくれて本当に感謝しかない。
そしてイベント当日、まだ名前も知らない、話したこともない社員さん達と一緒に爆音鳴り響かせて走るの、すごく楽しかった。
みんな自分のバイクを持ってる。
「いいなぁ、ドラスタ売らなきゃよかったな」
そんなことを思い始めた。

仲間が勇気をくれた✊
その後もツーリングに誘ってもらい、その度に誰かのバイクを借りていた。
そんなある日のツーリングで、仲間のバイクの修理に必要な部品を買いにみんなでバイク屋に立ち寄った時のこと。
仲間の一人であるりょうちゃん(仮)がおもむろにバイクを買っていた。
もちろんバイクを買いに来たわけではない。
仲間のバイクの部品を探しに来ただけだ。
スーパーのレジ横に陳列されているキシリトールガムを手に取るかの如く、りょうちゃんはバイクを衝動買いしていたのだ。
勇気をもらえた。
バイクってこんなにあっさり買えちゃうもんなんだ!
後日、りょうちゃんの納車ツーリングにも参加。
私はりょうちゃんが羨ましくてその後すぐにHONDAの販売店に電話をかけた。
ついに
狙いはレブル250
バイクのことは何もわからない私だが、
たまたま高校時代の後輩から「このバイクカッコいいです!」次買うならコレっすね!
なんて勧められていたこともあり、見た目も好みだったので深く考えずにコレと決めていた。
レブルは人気車種であり、2023年モデルが販売された時は納車待ちが長く、中古より新車の方が安いという現象が起きていた。
それなら新車買うでしょということで待ちを覚悟で販売店に電話をかけた。
するとまさかの1週間ほどで納車できるとの事。
「買います!すぐに行きます!」
電話をかけた週の土曜日には契約のために販売店を訪れてた。

りょうちゃんの納車ツーリングから一週間後、ついに私もバイクを買った。
悲劇
とうとうMyバイクを買った私。
嬉しくて目的もなくバイクに乗り出す。
レブルは癖もなく、車体も軽く、足付きも良い。
女性や初心者には打って付けのバイクだ。
車体重量170kg。
もともと230kgのバイクを乗っていた私からすれば感動レベルの軽さだった。
そしてこの軽さが私の油断を誘う。
いつものように闇練をしていた時の事、コンビニの駐車場で立ちゴケした。
夜だったので気づかなかったのだが、駐車場全体が緩やかな傾斜になっていてコンビニを出ようとバックしている時にその傾斜にクイッとハンドルを取られたのだ。
倒してたまるかと力を込めた右腕がアクセルをふかしてしまい、ブーン!!💨と横倒しのままスライディングし、車体の左半分をえぐった。
左のミラーとステップが重傷、燃料タンクは凹み、ハンドルが曲がってしまった。
ショックで直後のことはあまり記憶にないが、
すぐさまバイクのお医者さん、上平係長に連絡し、手当を受けた。
夜だというのに対応してくれて、曲がったハンドルや緩んだミラーはすぐに直してもらった。
納車してわずか2週間後の事だった。
そして信じられないことにその半月後にはまたコケるのであった。
しかもコンビニでコケて傷になったブレーキレバーを付け直した当日にだ。
ブレーキレバーを取り付けた当日に、またコケてブレーキレバーを折ってしまった。
あまりの悲劇に当事者の私よりも仲間の方が心を痛めていた。
しかしここで気がついた。
おや?レバーが短くなってなんだか握りやすいぞ?
これがショートレバーというものと出会うきっかけになったのだ。
この悲劇は出会いのためのハプニングだと思うようにしている。そう言い聞かせている。
バイクのある日常
既に傷物となったバイクだが、あると楽しいものである。
風を切り、景色も音も匂いもダイレクトに感じることができる。
寒いも暑いも仲間と共有し、休憩スポットではそこまでの感想を言い合う。
バイクのトラブルもツーリングの醍醐味。それもそれで思い出になるのだ。
仲間の背中を見ながら走っていると、なんとも幸せな気分になれる。
もちろんソロツーも良い。
止まるも走るも自分のペースでトコトコ走って景色を楽しむ。
バイクという相棒と二人だけで出かけるのもまた気が楽でとてもリラックスできる。
不思議とバイクに乗ってる時って嫌なこと忘れられる。私だけかな?
※一人でなが〜いトンネルを走っている時は超怖い😱
まとめ
最初は趣味でもなんでもなかった。
ただ免許を取っただけ。
そこから素敵な出会いがあり、バイクに乗ることが好きになり、
さらには色々とカスタムするようになった。(自分じゃできない)
これからもバイクライフを楽しんで行きたいと思う。
元カレよ、免許取らせてくれてありがとう。
無駄な出会いってないんだね!
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